2024/10/21 10:08

大脇昆布とは
弊社は、奥能登の漁師町、能登町宇出津(うしつ)で30年以上、昆布の加工販売を営んでおります。今では希少な「おぼろ昆布削りの職人」である社長が日々手削りしています。 伝統の技を守りながら、もっと「削りたての昆布」を食べてもらいたい、という想いで、生活に取り入れやすく親しみやすい商品開発に取り組んでおります。 気忙しい日々でも、削りたての昆布を食に取り入れることで、能登の自然豊かなスローライフを感じながら、ゆったりした時間を過ごしてほしい・・。 皆様の健康と暮らしに寄り添う、”からだ・くらし・よろこぶ” 大脇昆布です。

震災・大雨による被害
震災後は4月末まで断水になり、自宅にも住めなくなったので7月まで工場で避難生活を送っておりました。
地震で工場の屋根瓦が一部崩落したり壁面に亀裂が入るなどの被害が出ております。
そのため前回の豪雨の時は工場で雨漏りもしました。(屋根の修理も来てもらえない)
幸い浸水等の被害は出ておりません。


能登町宇出津地域の現状
震災後の人口の減少に歯止めがきかない状態です。どこの企業も人出不足で未だにコンビニエンスストアは24時間営業ではなく時短営業の店舗も多いです。
隆起したマンホールや陥没した道路の仮修繕はしてくれてますが、舗装し直しても数日たつとまた道路が陥没しするので夜間の車での走行は危険です。
未だに土砂崩れで通行止めのトンネルもあります。


今必要なこと
地域が必要としている事は、豪雨被害を受けた地域では泥出しのボランティアが足りていないと聞いてます。
深刻な人手不足が復旧・復興の足かせになっています。
奥能登は旅行にきても楽しんでもらえる状態ではないですが、色々な形で能登と関わることができます。(能登の商品を購入する、週末だけボランティアに入る、ボランティア団体が必要としている物資を購入するなど)

今、伝えたい思い
企業としては、細く長いご支援をお願いしたいです。震災後半年くらいは応援購入のご支援を多く頂きました。そのご支援も1度限りなので細くても長く応援してくださる方とお取引できる事を必要としております。
また人材不足に悩む中で、副業人材の活用などで自社の営業活動の支援や、業務の効率化を共に検討してくださる方がいると助かります。


東日本大震災の時に被災された方が話していた「忘れないでほしい」。今はその言葉の意味がよくわかります。
皆さまの記憶から能登半島地震が消えてしまうとそこで復興は止まります。
震災後多くの方が能登に沢山のご支援をくださいました、その想いには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ですが完全な復興は本当に何年かかるか全く見当もつかない状態で、能登の人間は不安な思いのなか今目の前の事をこなすことに一生懸命です。応援の声が頑張る力になります、日々の生活の中で一瞬でもいいので”能登に想いを馳せる時間”を作ってくださると心の支えになります。


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ご飯にかけて食べるこんぶ

トーストにかけて食べるこんぶ