2024/10/31 15:19
メヘヘ農園とは
自然栽培がしたくて羽咋市に移住し、地域おこし協力隊で田んぼや畑を三年間学びながら準備を整え、2022年に夫婦で新規就農。ヤギを飼っていて将来的に動物が身近にいる畑を作りたいとの思いもあり、屋号をメヘヘ農園とする。
当初から自然栽培米とマコモダケと少量多品目野菜を作っており、規模を少しずつ拡大して今に至ります。
当初から自然栽培米とマコモダケと少量多品目野菜を作っており、規模を少しずつ拡大して今に至ります。
震災・大雨による被害
能登大震災では私自身の家屋はひびが入る程度で一部損壊で済みました。集落の被害は大きく、マンホールが飛び出したり、全壊や半壊判定の家が何件もありました。田んぼのパイプラインも40か所以上破損し、私の耕作する田んぼの一部では完全に水の供給を断念して、自力のポンプアップによる水管理を余儀なくされました。
羽咋の現状
公費による解体も進み、道路のひび割れなども工事でほとんど直りました。
今求められていること
全壊判定などにより集落から人が減ってしまい、人手不足が深刻です。
メヘヘ農園からのメッセージ
何年もかけて厳選してきた固定種在来種をメインに野菜セットを販売しています。山の湧き水で育てた自然栽培米も販売しています。
優しい味のする野菜が作りたい。自然栽培農家を志したとき、とある農家さんの野菜を食べて優しい味がすると思いました。これは私の勝手な思いかもしれませんが、⼟の中の微⽣物と植物は共⽣していて互いに⾜りないものを補いあって⽣きていて、それは恐らくお互いにありがとうと感じているのではないかと思うのです。その感じは野菜にもしみ込んでいて、優しいの素みたいなものにもなりえるのではと思います。それは豊かな⼟ であればあるほど顕著に表れると思うので、より良い健康の素、優しいの素が育つ⼟を目指しています。